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宣教 「焼き物師と粘土」

焼き物師と粘土   ローマの信徒への手紙9.19-29    2020.5.17 まずこの朝一番に申し上げたいことは、狐崎トシさんの逝去に関することです。わたしたちの敬愛する狐崎トシさんは、去る5月15日の朝、入院先の慈恵大学病院にて静かに天に召されました。2か月前の3月11日に入院され、一

宣教 「人の意志や努力でなく」

人の意志や努力でなく  ローマの信徒への手紙9.1-18    2020.5.10 わたしたち野方町教会は1937年5月8日を教会創立日としています。以来毎年5月の第2日曜日を教会創立記念礼拝として守り続けてきました。本日は創立83周年の礼拝になります。今日の週報にも書きましたとおり、わたし

宣教 「私に従いなさい」

私に従いなさい   ヨハネによる福音書21.15-25    2020.5.3 イエスはある女のことで次のように言われたことがあります。「この人が多くの罪を赦されたことは、わたしに示した愛の大きさで分かる。赦されることの少ない者は、愛することも少ない」(ルカ7.47)。ここには赦されることの

宣教 「153匹の魚」

153匹の魚    ヨハネによる福音書21.1-14    2020.4.26 ヨハネによる福音書最後の21章では、それまでの場所エルサレムでなく、イエスや弟子たちの故郷であるガリラヤ湖畔(ティベリアス湖)の出来事が語られています。ここに7人の弟子たちがいました。ペトロ、トマス、ナタナエル、

宣教 「聖霊を受けなさい」

聖霊を受けなさい   ヨハネによる福音書20.19-31   2020.4.19 先週のイースター礼拝では、マグダラのマリアに現れたイエスの箇所を読みました。彼女は「わたしは主を見ました」とその喜びを他の弟子たちに伝えたところです。その続きが今日の箇所となります。今度は男の弟子たちに現れた復

宣教 「なぜ泣いているのか」

なぜ泣いているのか  ヨハネによる福音書20.11-18    2020.4.12  一昨日の金曜日に十字架につけられたイエスは、その日の夕方埋葬されました。そして3日目のこの朝、イエスは死の墓からよみがえられました。今日はその復活の日、イースターです。この喜びの日をわたしたちの教会は、日本

宣教 「真 理」

真 理   ヨハネによる福音書18.28-38       2020.4.5 今日は棕梠の主日、主イエスの地上の最後となる受難週の始まりです。歓呼の声で迎えられたイエスは、その人々に捨てられ十字架につけられていくように、人間の心が目まぐるしく揺れ動く1週間です。いったい誰がイエスに苦難を強い

宣教 「一粒の麦の死」

一粒の麦の死   ヨハネによる福音書12.20-36    2020.3.29 この朝は新型コロナウイルスの感染が拡大している、まさにそのさ中で迎えました。そのためわたしたちの教会では通常の礼拝を断念し、教会員はこの礼拝時間を覚えて自宅で祈り、またネット中継によって礼拝を守ることとしました。

宣教 「マリアの献げもの」

マリアの献げもの   ヨハネによる福音書12.1-8     2020.3.22 わたしたちの教会では、毎年クリスマスにカレンダーを皆にプレゼントしています。カレンダーは二種類あり、その一つは一枚ものです。皆さんの中の半数近くはその一枚もののカレンダーを現在用いておられるはずです。それは教会

宣教「弟子たちのつまずき」

ヨハネによる福音書6.60~71 (2020.3.15) 主イエスは弟子たちに向かって、「あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい」と言われました(マタイ28.19)。本日、わたしたちの教会では「あかしびと」を発行しました。この長年続けている文書活動もイエスの命令を受けたもので

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