宣教「暗く閉ざされた心」
ローマの信徒への手紙1.18~23 (2019.5.26) カール・バルトはここ18節から32節までに「夜」というタイトルをつけ、前半の今日の箇所(18~23節)をその夜の「原因」、そして後半を「結果」と記しています。このようにここは一連のテーマで語られているのですが、それだけでなく前の
ローマの信徒への手紙1.18~23 (2019.5.26) カール・バルトはここ18節から32節までに「夜」というタイトルをつけ、前半の今日の箇所(18~23節)をその夜の「原因」、そして後半を「結果」と記しています。このようにここは一連のテーマで語られているのですが、それだけでなく前の
ローマの信徒への手紙1.16-17 (2019.5.19) わたしたちの教会では「愛唱讃美歌の集い」を設けていますが、讃美歌ではなく好きな聖書の箇所を募ったらどうでしょう。わたしの好きな聖書の言葉、その理由などを述べたりすることによって話の輪が広がっていくかもしれません。その愛誦聖句とし
ローマの信徒への手紙1.8~15 (2019.5.12) 今日は母の日でもあります。アメリカのメソジスト教会から始まったこの母への感謝は、今日では世界に広がり、ここ日本でもギフト商戦の力も得てすっかり定着しています。毎年この時期、花屋さんではカーネーションが店頭に出ています。す
ローマの信徒への手紙1.1~7 (2019.5.5) 先週の総会でお話ししたことですが、これまで主日礼拝の宣教で取り上げてきた聖書は聖書日課から選んできました。それは教会暦に基づいて構成されたもので、長い伝統の中から生まれたものです。福音書を中心として、バランスよく秩序立てて選ばれており、
ルカによる福音書24.13~35 (2019.4.28) イエスが死の墓から甦られた後の出来事としては、たとえば疑い深いトマスに現れた物語などが有名です。それと同じくらい、今日の箇所で語られているエマオ途上での出来事もよく知られています。これだけまとまった、しかも長いス
ルカによる福音書24.1~12 (2019.4.21) わたしたちの国では来月から新しい元号が採用されます。それをもって新時代が到来するというような雰囲気もあります。それに伴い来週から10連休ということでも、何かと話題になっています。新しい元号は、「令和」、出典は万葉集からとのことで
ルカによる福音書22.39~53 (2019.4.14) 40日にわたるレントの歩みも、いよいよ今日が最後の1週間となりました。この最後の日曜日を「棕梠の主日」と呼んでいます。今の聖書ではなつめやしという言葉に置き換えられていますが、イエスがエルサレムに入城されたとき、人々が棕梠の枝を持
ルカによる福音書20.9~19 (2019.4.7) 今このあたりでは桜が満開で、多くの人々が花見に繰り出しています。この季節はそれ以外にもいろいろな花が咲き誇っていて、教会の庭にも毎日わたしたちの目を楽しませてくれる多くの花が咲いています。教会創立80周年記念として信友会により植樹さ
ルカによる福音書9.28~36 (2019.3.31) 今日は3月31日、2018年度最後を主の日として迎えました。日本では明日から新しい年度となります。幼稚園や保育園、学校、また社会人としてもそれぞれ新たな歩みが始まります。毎年のことですが街を歩いていますと、袴姿の女性をちらほら見まし
マタイによる福音書16.13~28 (2019.3.24) マタイによる福音書では、今日の箇所がちょうど後半に差し掛かる最初のところとなります。それは分量において言えることで、全体が28章から成っているのに対し、ここ16章はその半分あたり相当しています。ただそれ以上に後半に差し掛かるとい