宣教「隅のかなめ石」
ルカによる福音書20.9~19 (2019.4.7) 今このあたりでは桜が満開で、多くの人々が花見に繰り出しています。この季節はそれ以外にもいろいろな花が咲き誇っていて、教会の庭にも毎日わたしたちの目を楽しませてくれる多くの花が咲いています。教会創立80周年記念として信友会により植樹さ
ルカによる福音書20.9~19 (2019.4.7) 今このあたりでは桜が満開で、多くの人々が花見に繰り出しています。この季節はそれ以外にもいろいろな花が咲き誇っていて、教会の庭にも毎日わたしたちの目を楽しませてくれる多くの花が咲いています。教会創立80周年記念として信友会により植樹さ
ルカによる福音書9.28~36 (2019.3.31) 今日は3月31日、2018年度最後を主の日として迎えました。日本では明日から新しい年度となります。幼稚園や保育園、学校、また社会人としてもそれぞれ新たな歩みが始まります。毎年のことですが街を歩いていますと、袴姿の女性をちらほら見まし
マタイによる福音書16.13~28 (2019.3.24) マタイによる福音書では、今日の箇所がちょうど後半に差し掛かる最初のところとなります。それは分量において言えることで、全体が28章から成っているのに対し、ここ16章はその半分あたり相当しています。ただそれ以上に後半に差し掛かるとい
ルカによる福音書11.14~26 (2019.3.17) 旧約聖書を読んでいますと、神が人間と同じように、いわゆる擬人化されて描かれている場面がけっこうあります。その分、物語としても生き生きとしていて、躍動感に満ちています。たとえば創世記3章に出てくるアダムとエバの物語。彼らが禁じられ
ルカによる福音書4.1~13 (2019.3.10) 先週6日の「灰の水曜日」から受難節(レント)が始まりました。その日から数えて40日間(日曜日を除く)をこれから歩んでいきます。これは今日の聖書に出てくるイエスの荒れ野における40日の試練に基づいています。今日はその受難節の第1主日
ルカによる福音書9.10~17 (2019.3.3) この朝読みましたパンの奇跡、いわゆるイエスが5千人に食べ物を与える出来事は、よほど弟子たちにとって印象的だったのでしょう。通常の記事は共観福音書を中心に構成れているのですが、この記事はめずらしく4福音書すべてに出てきます。それだけ
ルカによる福音書5.12~26 (2019.2.24) 今日の聖書には二つの癒しの物語が語られています。最初の癒しは重い皮膚病にかかった人の話です。実はこの「重い皮膚病」という言葉、新共同訳聖書では途中から変更されたものでした。出版された当初(1987年)は、ここは「らい病」と訳され
ルカによる福音書8.4~15 (2019.2.17) 今、水曜日の聖書研究会ではルツ記を読んでいます。わずか4章しかない短い書物ですが、そこにはミレーの絵画で有名な「落ち穂拾い」の題材ともなるエピソードも描かれていて、中身は実に豊富です。旧約の律法に次のような言葉があります。「畑から
ルカによる福音書6.1~11 (2019.2.10) 安息日は聖書独特の言葉で、しかも重要な意味を持っています。それはモーセの「十戒」に出てくることでも知られています。この安息日、旧約時代の中核を占めていただけでなく、それは新約聖書にも引き継がれていきます。特に福音書において
ルカによる福音書5.33~39 (2019.2.3) 断食とは旧約以来ユダヤの民が守ってきたもので、それは新約の時代に入っても出てきます。その断食に関して、次のような祈りが聖書にあります。「神様、わたしはほかの人たちのように、奪い取る者、不正な者、姦通を犯す者でなく、また、この徴税人